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外郭団体に関する特別委員会行政調査

■日程
令和4年11月14日~11月15日
■調査項目
(1)ユニバーサルフィールドの取組について(富士見高原リゾート)
(2)学校給食のSDGsの取組について(練馬区役所)

(1)ユニバーサルフィールドの取組について

ユニバーサルツーリズムに対応した環境整備「ユニバーサルフィールド」の取組について調査させていただきました。富士見高原リゾートは、「屋根のないホスピタル」をコンセプトに昭和47年開業。誰ひとり取り残さない、誰とでも気軽に来ることができるリゾート施設です。なかでも1周約20分で手軽にハイキングが楽しめる、標高1,420mに位置する「創造の森」へは、ゴルフカートを活用したパークモビリティ「天空カート」が時速3kmの速度で標高差200mの道のりを片道25分かけ自動運転で登り、カート後部には車いすを載せることが可能。山頂には牽引式車いす補助装置「JINRIKI」や水陸両用車イス「HIPPO」などが配備され無料で貸し出しをされています。犬を連れた方の利用も多く誰とでも楽しめる場として、国内のみならず台湾や香港など海外からの利用者も多いとのことです。

(2)学校給食のSDGsの取組について

練馬区では小中一貫教育の取組における食育の充実として、練馬大根など地場農産物の活用を推奨し、生徒がメニューを選ぶことで食品ロスを抑制する「セレクト給食」を実施しています。令和4年度の学校と区内農業者契約数は、小学校21校・中学校9校で、令和3年度地場産物使用日数は、小学校49.2日・中学校48.7日。また、小中学校97校、保育園60園、福祉施設7か所、区役所本庁舎の計165か所から発生する生ごみを有機性肥料「練馬の大地」に資源化し、区内外の農地などに還元する循環ルートを形成しています。そして、日々の給食献立は各学校ごとに独自で決められています。