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令和2年度神戸市予算に対する要望書を提出しました

これまでの神戸2020ビジョンの更なる取り組みを進めることで、大きなテーマである「若者に選ばれるまち」「全ての世代が活躍できるまち」を今後どのように推し進めていかれるのか期待されております。財政健全化比率が着実に改善し、指定都市の中でも上位になる点は評価いたします。しかし、一方では人口の大幅減少、また、少子超高齢化の加速による社会保障費のさらなる増加、それを支える世代の負担増などが予想されるなど、状況は決して楽観視できません。次世代に大きなツケを回さないように更に踏み込んだ改革をするべきです。行財政改革を推進する真っ只中にある現時点において、市民の行財政改革への理解を得るためにも、我々議員もしっかりとした覚悟を示す必要があります。私ども会派は「身を切る改革」を継続、実行中であります。それとともに、「将来世代・現役世代への重点投資」も訴えております。都市間競争が激化する中、次世代の将来を約束する環境づくり、若者を惹きつける魅力づくりの都市形成は一刻の猶予も許されません。その中でも、大型案件である都心・三宮再整備、市役所2,3号館新庁舎再整備は新たな都心づくりには必要と考えますが、それと同時に少子化に伴う人口減少に歯止めをかけるための投資「子育てしやすいまち」への更なる取り組みを要望いたします。そして、「神戸新交通不正事案」「教員間いじめ」問題で市民の信頼を大きく損なった点を鑑み、責任の所在を明確にし、再びこのような事態が起こらないよう厳しい再発防止策を講じることにより、適正な労使関係、人事制度を築いていくことが重要となります。限られた財源の中、効果的かつ持続可能な財政運営をしていただき、今後とも市民目線に立った市政運営を心がけるよう要望書を提出いたしました。

令和2年度神戸市予算に対する要望書